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NPO法人日本バトントワリング協会30周年祝賀行事

会員作文コンクール 「バトンへの熱い思い」

■子供部門

最優秀賞 蒲生地区 松浦希歩さん 中学3年
優秀賞 栗島地区 天野柚葉さん 6年生
優秀賞 曳舟地区 佐野莉緒さん 中学1年
優秀賞 曳舟地区 唐澤菜子さん 6年生
優秀賞 北区地区 渡辺真佑さん 5年生

 

■ご父兄部門

最優秀賞 池袋地区 村椙秀子さん
優秀賞 蒲生地区 小松愛さん
優秀賞 曳舟地区 工藤千江子さん
優秀賞 蒲生地区 大河原真規子さん

 

■指導者部門

最優秀賞 千葉県 堤絵梨沙先生

 

 

★最優秀賞 蒲生地区 松浦希歩さん 中学3年

私は今年でバトンを始めて九年になります。小学一年生の時にバトンと出会い、そこからバトンに熱中するようになりました。始めたばかりの頃は、まさかこんなに熱中するなんて思ってもみませんでした。学校とは違う仲間、環境で切磋琢磨し合うことで、自分が成長できていると感じています。

私はバトンを始めて、自分の性格も変わったと思っています。人の前に立ったり、人に何かを教えたりするなど、人と接することに苦手意識がなくなりました。それはバトンがきっかけだったと思います。また、チームの皆についていこうと小さい頃から家で自主練習を欠かさなかった経験は、受験生となった今、家で自主勉強をする習慣となり、努力は報われるということを知りました。

私のこのバトン生活を語る上で欠かせないのは良き仲間です。お互いを高め合い、注意し合える仲間は、私にとってとても大切な存在です。そんな仲間たちと行った練習、合宿、大会、発表会は消して忘れられない楽しい思い出です。今までで一番心に残っている出来事は、今年の夏の大会です。個人の結果もいい結果でしたが、何より団体で優勝させていただきました。今年は人数も少なく、なかなか全員で集まることもできなかったので不安でした。「とりあえず楽しもう!悔いなく踊ろう!」と声をかけ合い最高の笑顔で踊りきりました。その時、とても楽しかったし、続けていて良かったと思いました。トロフィーをいただいたときは皆泣いて喜んでいました。とても幸せだと感じた瞬間でした。

バトンをやっていた日々は、毎日楽しいことばかりではなかったけど、九年間続けていて良かったなと思います。時に壁にぶつかることも、いい経験になりました。
今私は中学三年という、人生のひとつの大きな分岐点にいます。ここから先の進路を考える上で、バトンの存在は大きいです。バトンをやっていて本当に良かった!これからも努力を忘れず、取り組んでいきたいと思います。

 

★優秀賞 栗島地区 天野柚葉さん 6年生

私がバトンをやっていてよかったと思うこと。

それは、信頼しあえる仲間に出会えたことです。 今年初めてペアを組んだ友達がいます。学校では仲良しだけど、最初はなかなか息が合いませんでした。特にバトン交換が難しかったです。しかし、彼女となら大丈夫。と、おたがいに信じあい、一生けん命練習しました。暑くてつらいときもあったけれど、二人で努力を積み重ねていきました。その結果、夏の大会では全力の演技をすることができました。そして、前よりも仲良くなれました。 チームメイトのみんなは、学校も学年も違います。同じ一つの曲で、みんながおどると、バトンで心がつながっているようで、楽しくて、気持ちがよいです。こんな瞬間、バトンをやっていてよかったと思います。

今の目標は、前転トスができるようになることです。これからも、仲間と一緒にがんばります。

 

★優秀賞 曳舟地区 佐野莉緒さん 中学1年

私は、小学二年生の時から、ずっとバトンを続けています。始めたばかりの頃は、バトンに対しての恐怖心が少しありました。バトンの技の失敗を恐れていたのです。

しかし、頑張って練習し、失敗を何度も繰り返すうちに、技ができるようになってきました。先生からの丁寧な指導も受けて、出来る技が多くなり、私は技ができるようになった時の快感を覚えました。それから、意欲的に練習に取り組み、色々な技、演技にチャレンジしていきました。バトンの技は決して簡単にできるようにはなりません。でも、バトンは、私に「あきらめずに練習すれば、必ずできる!!」という考えとチャレンジ精神を教えてくれたのです。

これは、ふだんの生活にも生かされました。例えば、勉強も学校の授業も積極的にやるようになりました。私はバトンをやってなければ、今の自分がなかったと思っています。本当にバトンには感謝しています。これからも新しい技にチャレンジしてもっとうまくなっていきたいです。そして、バトンを教えてくれたことを忘れず、心を込めて演技していきたいです。また、将来は、バトンの先生になって、バトンの素晴らしさを伝えていきたいです。

 

★優秀賞 曳舟地区 唐澤菜子さん 6年生

バトンをやっていて良かったことは、みんなで協力して得る喜びを知ったことです。バトンやポンポンの団体で私は、今年「トゥインクル」という一般のチームに入りました。そのメンバーで私は一番年下なので、頑張らなくちゃいけないと言う、大きな責任が感じられました。練習は間違えないようにと、丁寧に練習しました。練習が終わった後もメンバーの一番年上の子がいろいろなアドバイスをしてくれたり、他のみんなには一つ一つの振りをしっかり教えてもらいました。大会の本番直前も一生懸命練習しました。本番は一本落としてしまったけど、他の演技は間違えないで踊れました。振りもそろっていたので良い点数になると思いました。けど、「賞」をとる事ができませんでした。でも私はすっごくうれしかったです。この舞台にみんなと出れたことが一番良かったと思えたからです。学校などでは教えてくれないことをバトンが教えてくれました。

 

★優秀賞 北区地区 渡辺真佑さん 5年生

私がバトン・ポンポンをやっていて楽しいと思う時は、新しい技を覚えたときと、グレードが上がったときです。バトンの技はグレードが上がるにつれ難しくなり、たくさん練習をしないとできないので、成功するととてもうれしいです。新しい技を覚えるのは大変だけど、グレード検定に合格するととても達成感があります。バトン・ポンポンをやっていて良かったことは、大会で同じチームの子が賞をとったときと、大会で自分たちの発表が終わった時にたくさん拍手があったときです。大会で自分が賞をとれないと、とても悔しいけれど、一緒に練習してきた子がとると自分もうれしいからです。また、大会でたくさん拍手をもらえると、今まで練習してきて良かったな、と思うからです。これからも練習をたくさんして、私もいつか「シンデレラ」や「アラジン」で役がもらえるくらいバトンが上手になりたいです。

 

●最優秀賞 池袋地区 村椙秀子さん

今、娘の日菜子は高校2年生です。なんと池袋小学校に見学にいったのは小学校1年生の時!もう10年の月日が流れようとしています。

先生に導かれ、夢中でやってきた小学校時代3年生の時にワンスピンがなかなかできず、先生から[靴下を丸めて投げて回りなさい]と教えていただき、家でドスドスやっていました。

公園で蚊に刺されながら、毎日夜8時ぐらいまでワンスピンをやる姿は親としてとても元気をもらいました。フェスティバルの、初めての役付のオウムを先生から発表された時は家族ですごく喜びました。

中学生時代、受験で1年間お休みしましたが、先生の指導のレベルの高さ、ポンポンの踊りの速さに困惑し、復活したもものチャンティックのお子さんの成長にびっくりし、本人も器用ではないので、

努力しかないと思ったようです。しかしけして休まず、ここまで本人がバトン続けてこれたのも、先生の子供を見守る力、先生の子供と同じ目線になる力、長いお付き合いのチャンティックのお友達、そしていつも後押ししてくださるお母様方、本当に感謝しております。ありがとうございます。

バトンとは、子供にも夢を与える力がありますが、親にも素晴らしい夢、また思い出を残してくれると思います。これからも一緒に夢の続きを見れればと思います。

 

●優秀賞 蒲生地区 小松愛さん

親として、バトンを習わせて良かったと思う事は、娘たちが練習を楽しんでいて、自信を持てるようになったことが、一番良い事だと思います。

バトンの技だけでなく、練習を積み重ねる大切さや、諦めない強さ、達成した時の喜びなど、心の成長を見られるのが、親として、とても楽しいです。

姉妹で同じ時期に始めたので、レベル差もあまりなく、練習中にケンカして迷惑を掛けてしまうこともありますが、先生や友達、お姉さんたちに支えられながら、姉妹で切磋琢磨している姿は、とても誇らしく思います。

バトンを始めたからこそ、出会えた先生方や、お姉さん、友達を大切にし、これからも良い関係を築いて欲しいと思います。

 

●優秀賞 曳舟地区 工藤千江子さん

体験にさせたのは、夏大会後でした。まず最初に目に入ってきたのは、全員の顔が真剣で、そして、イキイキしていて練習している姿でした。

娘は直ぐに「やりたい。」の一言でした。

体験後に、私の思った事は、(ONとOFFの切り替えが出来ている事)でした。とても気持ちが良く、私も「Ok いいよ。」と応えていました。

通い始めて、二ヶ月が経ちました。早速、新宿祭りに参加させてもらい、良い経験となりました。

緊張する中、先輩達の笑顔の演技、そして、たくさんの拍手、益々ヤル気になった様子です。

常に目標を立てて、クリアしていき、悔し涙や嬉し泣きを経験して、成長していってもらいたいものです。

そして、親バカでは有りますが、笑顔で通っている娘をサポートし一番に応援して行けたらと思っています。

日菜ちゃん、探していた物が見つかって、本当に良かったね。頑張ってね。先生方、ご指導の程、宜しくお願いいたします。

 

●優秀賞 蒲生地区 大河原真規子さん

私の子育ての課題は、「子供のやる気を引き出すこと」です。思春期に入った娘が、親の思い通りになるはずがありません。バトンを習いはじめたことで子供との関わり方を、より考えるようになりました。「~しなさい」とつい言ってしまいがちですが、それではやる気が出るどころか逆効果です。命令口調を避け遠回しに行動を促すことで、娘が反発することが少なくなりました。また、ほめることが娘のやる気につながることもわかりました。

バトンを習うことは、私だけでなく娘にとってもプラスになっています。できた時の喜び、逆にできなかった時の悔しい思いなど、多くの感情を経験することで、努力することの大切さを感じているはずです。子供とともに、親としての私も成長していけるのではと、期待しています。

 

 

■ 最優秀賞 千葉県 堤絵梨沙先生

8歳の頃からバトンを習い、17歳を過ぎた頃にはチームの中でも年下の子が多くなりリーダーシップを求められるうちに、自分の好きなことを伝える楽しさを知り、そして指導者に憧れ目指すようになっていました。助手になってからも、

「どうしたら上手く伝わるだろう」

「私の言葉で理解出来ているのだろうか」

などたくさん悩み、大会での振り付けや レベルを考えることへのプレッシャーを感じる事も多々ありました。 それでも現在は憧れの指導員として大好きなバトンを通じて自分の思いを伝えること、生徒と共に努力し成長していけることが、 とても幸せだと思っています。

指導員としては一年目で未熟者ですが、 もっと頑張って多くの生徒にバトンの楽しさを伝え自分も成長していきたいです。

 

 

■その他協会指導者作文

■東京都 村田 朋子先生

ちょうど一年前、小学校の頃少しだけやったことのあったバトントワリングに、大人になってから再び体験できる機会が訪れました。それをきっかけにバトンサークルへ入会し、週末の練習を重ねる中で、協会の指導員として認定をして頂き、先日の講習会では講師として、バトンをまだ未経験の子供達に教えることに至りました。最初は不安を感じながら教えていましたが、キャリアの長い先生方の援護もあり、次第にバトンを上手に回せるようになっていく子供達とそのキラキラと輝く笑顔を見て、かつて私が体験した講習会でのバトンの楽しさを同じように感じてもらえている気がして、とても嬉しさがこみあげると共に自分の中でも再認識したことでした。これからも私自身がバトンを楽しみ、1人でも多くの子供達にその気持ちを伝えられるように、また体感してもらえるよう努力していきたいと思います。

 

■東京都 窪田奈々香先生

バトン、ポンポンの指導にあたり、一番嬉しいのは子供たちの成長を間近で見れるということです。バトンを始めた時、幼稚園生だった子は小学校高学年になり、小学生だった子は高校生、大学生になりました。何年か前の大会の写真を見ると、みんなとても幼く、大きくなったんだなと改めて感じます。

私自身、まだまた勉強の日々です。子供たちに学び、さらにはご父兄の方々から学ぶ事もたくさんあります。私事ですが、今年息子を出産し、妊娠中から産後、そして現在も、家族、チームのご父兄、バトントワリング協会の先生方とたくさんの協力を得て指導を続ける事ができています。

皆様にご迷惑をおかけすることもあると思いますが、協力して下さる事に感謝をして、これからも頑張っていきたいと思います。

 

■東京都 星野 彩乃先生

「止めることはいつでもできる。続けることは今しかできない」

私がバトンから学び,私の支えになっている言葉である。バトン歴22年,指導歴7年。この数字は私の誇りである。

私が初めてバトンを触ったのは3歳の時。ただのオモチャだったと思う。

そこから今日まで数えきれない程の経験をしてきた。夏の大会で入賞するたびに夏休み明けの学校で全校生徒の前で表彰された。チーム演技でドロップし,控室で大泣きした。他に遊びたい時期もあった。それでも今日まで続けてこられたのは,バトンを通して出会える人や,過ごせる時間が幸せであり,なによりバトンの魅力を知ってしまったからだ思う。

今までバトンを続けてきて,バトンは私に多くのことを与えてくれた。今度は私が指導者として子供たちに「バトンの素晴らしさ」や「仲間の大切さ」,そして「続けることの大切さ」を伝え,バトンに恩返しをしていきたいと思う。

 

■東京都 米山 晴乃先生

指導開始から数十年経ちますが、小さい頃から指導してきた生徒が同じ指導者になり一緒の立場でバトンに関わるという嬉しい事がありました。

私の指導しているチームには数十年一緒にバトンをしているチームもあります。

その子の人生の中で私との時間がこんなに長くあると思うと、そのご父兄共々家族のような気持ちにもなります。その子供たちがこの先どのような道に進むか分かりませんが、一緒の時間を過ごす今を大切に、全ての子供達へ全力で指導していきたいと思います。

 

■埼玉県 松野 美砂子先生

私は小学六年の時バトンに出会いました。始めたきっかけは、母の勧めで背の高い私の猫背を直すためでした。練習場所は、学校の裏庭、下駄箱と、とても環境が整ったとは言えなかったと思います。体育館は本番の時だけでした。それでも、とにかくバトンが大好きで大人になるまで、続け、電車に乗り、デパートのオープニングでバトンを披露したりしました。やがて結婚し、息子が産まれましたが、バトンへの情熱は覚めずにありました。そして念願の「バトンの先生」になりました。現在、バトン教室をスタートしてから15年になりその間に協会との出会いがあり指導員としての資格も取らせて頂きました。沢山の生徒を見送る中、最近の出来事では、最初に通っていた生徒さんが赤ちゃんを抱いていて、お母さんになっていました。時がたつというのに「バトンをやって良かった」と親御さんや生徒さんに言って頂けると本当に感激するばかりです。苦労やつらい場面と葛藤しながらも、自分が子供だったころの「バトンを回すことが凄く楽しい!」と感じることが出来た、あの時のように、これからも、沢山の子供達に、バトンの楽しさ、素晴らしさを伝えていけたらと感じております。

 

■東京都 佐藤 亜美先生
小学1年からバトンをやっていた時はまさか教える立場のほうになるとは思っていませんでした。

高学年になり日本バトントワリング協会にお世話になりたくさんのことを経験、学ばせていただきました。

指導者になるために研修をし指導者になれたときは嬉しかったです。

たくさんの子供達と関わりその子達ができるようになって喜んでる姿が嬉しいです。

これからもたくさんの子供達と触れあいたくさんの子にバトンの楽しさをしってもらえたら嬉しいです。

 

■北海道 菅原 里江先生

私は小学生の頃、いとこがバトンを習っていて練習や発表会を見に行ったのがきっかけで興味を持ち習い始めましたが中学生になり部活等が忙しくなり1年半位で辞めてしまいました。娘が3歳になって下川部先生の教室に通わせることにした際、一緒にどうですかと先生に誘って頂きレッスンを受けて発表会にも娘と一緒に出演しました。技術的にはまだまだ未熟ですが全国講習会でのアシスタントを見て頂き、協会の「多くの人にバトンの楽しさを知ってもらいたい」という方針に私のレベルでもバトンの楽しさを教えてあげることは出来るかなと思い指導員に認定して頂きました。沢山の観客を前にステージで演技する時の楽しさ、そして心臓が飛び出そうな程の緊張感、そして達成感。それを子供たちと一緒に経験出来てとてもうれしいです。そして技術だけにとらわれず楽しくバトンを続けられる環境を提案して下さる協会に感謝しています。